異星人が地球にやってこない決定的証拠(とされる)ドレイクの公式
✳️【ドレイクの公式で銀河系内の知的文明数がわかる】
地球外の知的生命体のすむ星の数を計算してくれた親切な物理学者は意外と多い。星の数ほどいるだろう。「ゼロから8万個」という人もいれば、「20万個」という人もいる。生化学者でSF作家のアイザック・アジモフ博士は銀河系内で「21個」と見積もった。
天文学者のフランク・ドレイク博士は、カール・セーガン博士とともに、「銀河系内の知的文明の数を計算する式」というものを考えた。いわゆるドレイク方程式、ドレイクの公式と呼ばれているものだ。すなわち、「毎年誕生する恒星の数×惑星を持つ恒星の割合×生命の発生に適した惑星の割合×その惑星の中で生命が発生しえる割合×知的生命が発生しえる割合×高度文明になる割合×その文明の寿命=銀河系内知的文明数」だという。
いずれにせよ、すぐ隣の知的文明星までは、何百光年から何万光年の距離、ということになるようだ。光の速さで飛んで何百年も何万年もかかる。滅茶苦茶に進んだ文明を持っている知的生命がいて、光の十分の一までスピードを出せる乗り物を持っていたとしても、誰が好きこのんで、自分たちの最高技術を駆使して、何千年も何万年もかけて、彼らにしてみれば「未開の地球上」などに会いにくるものか。ついでに牛の死体を切って血を抜いたり、麦畑を丸く踏み倒したりしながら……。(後略)
【広い宇宙に知的生命体が存在する可能性はほとんどの科学者が認めている】
(中略)
2000年の暮れのまさに世紀末、NHKのテレビ番組で、宇宙人の存在を考えるときに必ずといっていいほど引用される「ドレイクの公式」で知られる天文学者のフランク・ドレイク博士(SETIプロジェクトの協力者)と、彼が扮した宇宙人を科学者役の私が出迎えるというコントを共演させていただいた。茶目っ気とユーモアのセンスに秀でた彼の姿も、「ロマンがない」「ガチガチに科学万能主義」とはかけ離れた、少年のような想像力を持った人として私に映った。 松尾貴史〈松尾貴史の笑う超常現象・都市伝説〉より
✔️【真相〈フランク・ドレイクの正体〉】
懐疑論者が黄門様の印籠のごとく掲げるドレイクの公式。
懐疑論者はこれを掲げながら「というわけで、たとえ異星人がいたとしても、地球には来ないんだよ。エッヘン」とドヤ顔をするわけです。
が──松尾貴史によるとドレイクの公式はドレイクが1人で考えたものではなく、カール・セーガンと一緒に考えたものだそうです。
セーガンはポール・カーツとともに世界最強の懐疑派団体※①サイコップを創設した人物です。
サイコップはカバールのエージェント集団であり、セーガンと友人ということはドレイクもカバールのエージェントなのだと思われます。
よってドレイクの公式なるものは、人類に誤ったUFOの知識、誤った異星人の知識を植え付けるためにでっちあげられたデタラメだと思われます。
そもそも、※②ディスクロージャー・プロジェクトを論破してもらわないと、話にならないのではありますが……。
【まとめ】
●フランク・ドレイクの正体はカバールのエージェントであり、ドレイクの公式の内容はデタラメと思われる。